トレーニングのお話
2018年 01月 02日
今日はイワイさんの三社参りに参加させていただきました。
今回のブログはトレーニングのお話。
最近はパワーメーターつけてる人が多いですね。
かく言う私も付けております。
ちょっとネットを🏄♂️すればすぐにトレーニング方法が学べる時代。
やるかやらないかは別として、トッププロがどんな練習をしているかある程度は知ることができる。
けどみんなが興味があるのはトレーニングの「方法」の部分。
確かに手っ取り早いけど、強くなる「仕組み」の部分がすっぽり抜けていると、数多くある練習の中で、今自分に必要なものとそうでないもの、自らの置かれている環境に適しているものとそうでないもの等、取捨選択ができないように感じる。
そこでこの場をお借りして、仕組みについて偉そうなことをだらだらも書き連ねようと思う。
ゆくゆくはシリーズ化を予定しております。笑
第1回「最大酸素摂取量と最大酸素借について」
まずは最大酸素摂取量にからお話しする。
自転車乗りのみなさんには、vo2maxと言うとわかる人が多いかもしれない。
簡単に言うと、持久的能力の指標である。
パワートレーニングをかじっていると、vo2maxは高負荷の出力の領域として捉えてる人が多いかもしれないが、本来は運動時の酸素を摂取する能力の指標として使われることが多い。
極論を言ってしまえば、この最大酸素摂取量が高ければ高いほど持久走は速いのである。
ただこれを正確に測定するには、顔面に仰々しいマスクを付けて吸った酸素と吐いた酸素の差を測りながら、負荷を段階的に上げて持久的な運動をさせ続けるウインゲートテストとかいう地獄のような仕打ちを受けなければならないので、パワーメーターを持っているのであればFTPを測定した方が手っ取り早い。
次に説明するのは最大酸素借について。
最大酸素摂取量に合わせて説明するのであれば、こちらは無酸素運動の能力の指標である。
ただここで分かり易いと思いあえて「無酸素運動」という表現をしたが、あまり使いたくはない言葉ではある。
よく持久的な運動のことを有酸素運動、筋トレやダッシュ系の運動のことを無酸素運動と言うことがあるが、これは正しい表現とは言い難い。
なぜなら、酸素を使わない運動なんてないからである。
50mくらいを全力疾走した後、ぜぇぜぇと呼吸が苦しくなった経験は誰しもあると思う。
これはその走っている最中の数秒間で「足りなかった酸素」を運動を継続させるために「未来から借り入れ」その借金した酸素を「返却」する際に起こる現象である。
新しいフレームを買おうとした筋肉さん達は、手元の現金が足りなくなってクレジットカードで清算したが、次の月の支払いにひーひー嘆いてるのであります。
ここでクレジットカードを例えに使ったのでついでに言うと、トレーニングを積むことでこのカードの限度額は増やすことができる。
現在会社のカースト制度の中で最下層の私の限度額は20万円スプリントだが、アメリカンエキスプレスのゴールドカードを所持する番長は300万スプリントをしてもどうってことないのだ。
よって最大酸素借が高ければ、高出力のスプリントをすることができる。
ここまで読んでくれた人の中で数人はもうお気づきかもしれない。
そう、記念すべきシリーズ第1弾が、ただの用語解説となってしまったのである。
強くなる仕組みをお前らに教えてやるぜ😏とノリノリで書き始めたが、途中で長すぎて収拾がつかなくなってしまった。
まぁこのブログなんてこんなもんですよね。笑
ちょっとずつ書くので、長い目で見てください。。
つづく。
たぶん。笑
by hacch0515
| 2018-01-02 19:12
| トレーニング